パラグライダー場、池田町が使用禁止に
u-np.co.jp/news/20180629/20180629-53417.html" target="_blank">https://www.gifu-np.co.jp/news/20180629/20180629-53417.html

　岐阜県揖斐郡池田町山洞のパラグライダーランディング場で１７日に起きた墜落事故を受け、
町は２８日、池田山のパラグライダー施設を運営する池田山フライト協会に対し、当面の施設使用の禁止を通知した。

　揖斐署などによると、事故は、愛知県のパラグライダースクールが開いた２人乗りフライトの体験中に発生。
インストラクターの男性（７１）と体験者の女性（２５）の乗ったパラグライダーが、着地しようと右に旋回した際に失速し、高さ約５メートルから落下した。男性は足首の骨を、女性は骨盤を折る大けがをした。

　この日、同協会役員２人と同スクールの責任者が町役場を訪れ、事故の状況などを報告。早川通一協会長（６４）は「パイロットの再教育に努め、
このような事故が２度と起きないようにしていく」と述べた。

　一方、町は、同協会と別の２団体の計３団体が各自定めた安全基準で飛行している現状について、協会側に改善を求めた。
町産業課の担当者は
「未経験の一般参加者が事故に遭うケースは今回が初めてで、重く受け止めている。３団体がより安全性の高い統一の基準を設けるまでは施設の使用を認めることはできない」
としている。